2012年12月15日

カサブランカ〜マラケシュ



モロッコ第二の都市、カサブランカ。
そんなに大きな街ではないが、人口は700万人以上もいるらしい。
ちょうど私が着いた日から街の中央に路面電車が走り始め、開通式も行われていた。

ラバトに続いて、モロッコで2番目に発展した都市。


街の中央を走る路面電車。

市民の生活の様子。
貧富の差は激しい。歩いていれば物乞いの子供が走ってきてはお金をねだってくることもある。郊外に行けば大きなスラムも。

マーケットの様子。
魚、肉、野菜、果物、色んな匂いでぷんぷん。
何度「ニーハオ!」と話かけられたことか。海沿いなので、魚もおいしい。


続いて、砂漠の中のオアシス都市マラケシュ。
ここの旧称はモロッコ。
現地の人はまだこの街のことを「モロッコ」と呼んでいるので、「次はモロッコに行くんだっけ?」とか言われて「え?何言ってんの。ここモロッコじゃん」と突っ込んでしまった。

カサブランカからは2時間毎に電車が出ている。所要時間は約3時間半〜4時間。
運賃は90DHS。人気なルートらしくて、コンパートメントも通路も人でいっぱい。

17時頃にカサブランカを出て、マラケシュに着いたのは20:45くらい。そこからタクシーでホストの家へ。


モロッコ料理、クスクス。
イスラムの祝日、金曜日のみ食べる伝統料理。
昔からモロッコでは、金曜日モスクに礼拝に行く際、家で作ったクスクスをモスクに持って行き皆に振る舞うのが習慣だからなのだそう。


それからちょっと前に日本でもなぜか人気だったタジン鍋も、モロッコ出身。
モロッコパンと一緒に手で食べる。


モロッコ男性の伝統服に惚れて、私も友達に借りて試着。
これで街やマーケットを歩いてみる。いつものように「お、外人だ」といった目で見られることはないが、たまに「ん?こいつ本当に男か?」か「ん?こいつモロッコ人じゃあねえな」といった目で二度見される(笑)。

さすがはモロッコ人、彼らはプロです。マーケットを歩いていると「おー日本人!似合ってるぞ!」と何度も声をかけられた。
外国人観光客は意外と気付かないもんなのか、私の写真を撮っていた。

マラケシュ最大のマーケットJamaa el fna.
この日は金曜日。多くの人が夕飯や買い物のためにこのマーケットを訪れる。とにかくでかいし人が多い。

伝統音楽を演奏する人々。
ただ写真を撮ると「写真代」を請求される。
しかもとんでもない額を請求してくるから注意。

っきまでニコニコ笑っていたのに、急に顔色を変えて「100DHS1000円)くれ」なんて言ってくる。

フランス語が私にはどうもしっくり来ないので、アラビア語を勉強し始めました。
もともと独学中だったペルシア語とちょっとは似ているかな、と思ったら大違い。
たまに似た単語があるくらいで、ほとんど別物。

しかもモロッコのアラビア語はまた少し違う。方言というより、単語が全く違うからややこしい。この後行く国のためにも一般的なアラビア語を勉強しているが、すらすらと読めるようになるまではまだまだかかりそうだ・・。

2 件のコメント:

株の投資 さんのコメント...

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

miyu さんのコメント...

ありがとうございます。